【FF8 SS】 スコール「正直リノアよりセルフィの方がいい」 エンディング - 081

836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/04/06(月) 02:18:38.77 ID:uNTw2g0eo

アルティミシア「お前の言う通り、自分の行いは自分に帰って来た」

アルティミシア「無を手に入れたがばっかりに、自分が無になるハメになったよ」ハハハ

スコール「・・・・まさか、ネオババア化?」

アルティミシア「するか。もう私にはそんな力すら残っていない」

アルティミシア「圧縮から解放され、元に戻る時間」

アルティミシア「これらを再び圧縮し直すのは、事実上不可能」

アルティミシア「私の野望も無と消えた」

アルティミシア「そして過去の自分がいなくなったことで、私も消えるのを待つのみ」

アルティミシア「まぁ、多少残った魔力で姿形は維持できるが」

アルティミシア「無に飲まれるのが早いか、魔力が尽きるのが早いか・・・・」ブツブツ

スコール「ざまぁ・・・・」



アルティミシア「そして、お前の過ごした時代もな」



スコール「・・・・は?」




ズズズズズズ・・・・・・・



アルティミシア「圧縮時間と無を同時に取りこんだからな・・・・」

アルティミシア「体内で無が、ひそかに時間を消していた」

スコール「おい、それって」

アルティミシア「だから、再圧縮は事実上不可能。何故なら圧縮する時間そのものがないから」

アルティミシア「お前の記憶障害と一緒だな」

スコール「笑えねーよ・・・・」

アルティミシア「ここは無が飲みこんだ結果生まれた、時間の絞りカスのような空間だ」

アルティミシア「故に、何もない」

スコール「・・・・さっき勇者の実家に飛んだんだけど」

アルティミシア「どうやら、未来から順に飲みこんでいるようだ」


スコール「てことは・・・・じゃあ・・・・!」


アルティミシア「ああそうだ」





アルティミシア「未来はたった今、無くなった」





コォォォォォォォ・・・・・・・



837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/04/06(月) 02:21:56.75 ID:uNTw2g0eo


ズズズズズズ・・・・・・・


スコール「はは・・・ほんとに道がなくなったでやんの・・・」

アルティミシア「ほっとけばそのうち全ての時間を飲みこむだろうな」

スコール「やっぱ魔王だわお前・・・」

アルティミシア「ま、どっちにしろ我らは消えるしな・・・・」

スコール「ついに帰る場所すら失ったか・・・・」ゴロン

アルティミシア「これでもう心残りはないだろう?」

アルティミシア「安心して行けるよう、お前が思い出す事全てをキレイさっぱり消してやった」

アルティミシア「私からの選別だ。受け取れ」キリ

スコール「・・・・悪趣味ババア」



キィィーーーーン・・・・・



スコール「やべ・・・そろそろ・・・迎えが・・・・きたっぽい・・・」


アルティミシア「全てを忘れるって、どんな気分だ?」


スコール「生きてるのか死んでるのかもわかんねえ・・・・変な感覚だ・・・・」


アルティミシア「ほほぉー」


スコール「こうして誰かと話してる事が、唯一自分を認識できる・・・」


アルティミシア「・・・」


スコール「だから、俺の、俺の名前・・・・せめて、最後に教えてくれ」

スコール「せめて、自分が何者かをわかりながら逝きたい・・・・」


アルティミシア「・・・自力で思い出せないか?」


スコール「無理だ・・・もう、頭の中には何もない・・・・」

スコール「お前の名前すら・・・思い出せねえよ・・・・」



アルティミシア「・・・・・」



アルティミシア「じゃ、だめだ」



スコール「はぁ・・・?なんでだよ・・・」






838 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/04/06(月) 02:23:08.94 ID:uNTw2g0eo

アルティミシア「頼み事をする相手の名前を忘れる無礼者に、協力してやる義理はない」


スコール「ふざけんなよお前・・・誰のせいでこんな事になっとると思っとんじゃ・・・」


アルティミシア「アホが。自己紹介は礼儀の基本だ」

アルティミシア「お前らと対面した時、私は何度も名乗った」

アルティミシア「私は魔女だと」


スコール「名乗ってねーだろが・・・・それ肩書だ・・・」


アルティミシア「ではお前の肩書は?」


スコール「・・・・・」



スコール「わかんねえ・・・・・」



アルティミシア「じゃ、やっぱダメだな」





スコール・アルティミシア「・・・・・・・・・」





スコール「この卑怯屁理屈鬼畜ババア・・・・」ピキピキ


アルティミシア「黙れ変態自己中黒ジャン野郎・・・・」ピキピキ





スコール・アルティミシア「・・・・・・・・・」





キラ・・・・キラ・・・・





『スコールの上から 光が 現れる!』



839 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/04/06(月) 02:59:09.65 ID:uNTw2g0eo


スコール「あ・・・きたわ・・・・」


アルティミシア「最後に何か遺言はないか」


スコール「・・・・」



(激しい痛みとともに思考が分断され、記憶も思い出も極限までうすめられるのだ)



スコール「消えるのは・・・・ともかく・・・・」


スコール「痛いの・・・・やなんだけど・・・・」




【騎士の剣】




スコール「あだだだだだだ!」チクチクチク


アルティミシア「はい、激しい痛み」


スコール「思ってた痛みと違う・・・・」ヒリヒリ


アルティミシア「今だから言おう」

アルティミシア「すまん。正直盛った」


スコール「は・・・・」


アルティミシア「ああ言っとけばビビって戦意喪失するかなって思って」


スコール「ビビってたから、イヤだって言ったんだが・・・・」


アルティミシア「魔女たる者、有言実行せねばならないだろ?」キリ


スコール「いらんわ・・・じゃあハナから・・・しょうもない嘘盛るな・・・」





キラ・・・キラ・・・・





フワァ・・・・





『スコールが 光に 吸いこまれていく!』



840 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/04/06(月) 03:01:43.96 ID:uNTw2g0eo


フワァ・・・・


アルティミシア「・・・・」


スコール「なに・・・見てんだよ・・・」


アルティミシア「なんだ、その・・・」


スコール「・・・・?」



アルティミシア「お前はアレだ。なんというか、その」

アルティミシア「なんでもかんでも、人任せにし過ぎだ」

アルティミシア「だからこう、誰かに頼るなとは言わんが」

アルティミシア「もっと、自分の力で解決しようとした方がイイ」

アルティミシア「みないつかは去っていくのだ。永遠なぞないのだ」


アルティミシア「わかったか?」



スコール「最後の最後で・・・説教かよ・・・」


アルティミシア「実体験に基づく経験談だ」


スコール「遅過ぎなんだよ・・・ボケ・・・・」


アルティミシア「お前が気づくのがな」



スコール「・・・・」



スコール「まぁ・・・イイ・・・」



スコール「つかの間の・・・勝利を・・・精々味わってろ・・・」フワァ



アルティミシア「最後の最後まで憎まれ口とは、お前らしいよ」



スコール「おまえ・・・・だって・・・・最後に最後に・・・無駄な・・・・ダメージ・・・・」ヒリヒリ





キラ・・・キラ・・・キラ・・・





フワァァァ・・・・







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