アーヴァイン「まさか自分がGFになるとはね〜」クイクイ
スコール(悠長な事言ってんじゃねえぞ・・・じゃあ・・・)
ファリス「俺達は互いの存在を信じ合った、だから、また会う事ができた」
バッツ「お前らの作戦、なんだった?」
スコール(互いの存在を信じ合う・・・・)
スコール「だから・・・”また会えた”ってのか・・・」
キスティス「スコール、聞いて」
スコール「・・・・」
キスティス「GFがなんで人の記憶に住みつくのかわかったの」
スコール「・・・・」
キスティス「思いの力って、本当にすごいのよ。その人の中で、永遠に存在し続ける事が出来るから」
アーヴァイン「GFの源もさ〜、その思いの力を依り代にして、僕らに力をくれてたんだぜ〜」
ゼル「お前ん中、俺らの記憶が強烈に残ってたからよ」
ゼル「へへ、うれしかったぜ。なんだかんだ言っても仲間なんだなって」
スコール(忘れれるわけ・・・ねえだろ・・・なんせ、お前らは一度俺のせいで・・・)
(スコールのせいでみんなが死んだ。お前のエゴで世界が死んだ)
スコール(俺が・・・見捨てたから!)
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/04/03(金) 23:52:35.65 ID:peN6vdrro
キスティス「命の種、延命の樹、そして・・・」
キスティス「あなたがいたから、あなたの記憶があったから、私達はこうしてまた会えたのよ」
スコール「・・・・」
ゼル「でもそのせいでよぉ」
アーヴァイン「悪いね。君の記憶、ごっそり使っちゃったよ」
スコール(記憶の具現化・・・・)
(ここ、キミの中なの! 君が願えば、なんだってできるの!)
(記憶を返せ。顔なしのままだと説明できねーだろ)
スコール(俺が望んだから・・・・!)
バッツ「突然こいつらが湧いてきたのはな」
ファリス「お前の頭の中にずっといたからなんだよ」
スコール(まじ・・・かよ・・・)
ゼル「だからよぉ、その、ここでお別れなんだわ」
アーヴァイン「理由は君がよくわかってると思うけどね〜」
スコール「・・・・」
スコール(GFの・・・・記憶・・・障害・・・)
ガクゥ
『スコールは 地面に 這いつくばった!』
スコール「ふ・・・ざけんな・・・ふざけんな!」
スコール「忘れてたまるか!消させてたまるか!」
スコール「だったら俺が忘れなきゃイイ!俺が忘れない限りお前らはそのままなんだ!」
スコール「だろ――・・・・!?」
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/04/03(金) 23:55:01.25 ID:peN6vdrro
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/04/03(金) 23:55:31.53 ID:peN6vdrro
スコール「な・・・んで・・・!?」
スコール(顔が・・・見えない・・・!)
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/04/03(金) 23:56:40.85 ID:peN6vdrro
バッツ「お前らがここにいるのは互いの存在を信じ合ってるからだ」
バッツ「けど、お前がこいつらの存在を忘れてしまったら・・・」
ファリス「こいつらはお前の記憶を奪って出てきたんだ。だからお前の頭の中にもうこいつらはいない」
ファリス「だから・・・・繋がりが切れるんだ。これ以上こいつらは存在できない」
スコール「あ・・・あ・・・」
スコール「あああああああああああああッッ!!」
『スコールは 全てのGFを 外した!』
スコール「どけペット共!お前ら!お前らのせいで・・・」
スコール「忘れてたまっかよ!絶対忘れて・・・」
キスティス「GFに当たったらダメよ」
アーヴァイン「君が僕らを思い出せないのは、僕らのせいなんだってば〜」
ゼル「あ・・・そろそろ時間が・・・・」
スコール「!?」
『スコールの記憶障害が進み』
ポロ・・・ポロ・・・ポロ・・・
『仲間の体が 命の種となり』
ゼル「お別れだな」
キスティス「名残惜しいけど」
アーヴァイン「ま、今まで楽しかったよ」
ポロ・・・ポロ・・・
コロン
『大地に 還っていく!』
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/04/03(金) 23:57:39.30 ID:peN6vdrro
バッツ「安心しろ。こいつらは俺が責任持って面倒みてやるから」
ファリス「受け入れろ。最後だ」
ファリス「何か言葉を・・・時間がない。急げ!」
スコール「・・・・・・・・」
スコール(最後の言葉?なんだよそれいきなり過ぎるだろそんな急に出てくるか)
スコール(そもそも・・・別れるつもりなんてねーよ・・・・!)
セルフィ「スコール〜」
スコール「・・・・」
セルフィ「アタシ覚えてるよ〜、ガーデン案内してもらった事〜」
スコール「・・・・」
セルフィ「ちょっと無愛想で〜とっつきにくい人だったけど〜」
セルフィ「やる時はやるって感じで〜頼りになるから〜」
スコール「・・・・」
セルフィ「口に出さないだけで、ちゃんと私達の事考えてるって、伝わったから〜」
セルフィ「だから・・・みんな、スコールについてこうって、思ったんだよっ!」
スコール「・・・・」
セルフィ「だから、その、なんて言うか〜」
セルフィ「今までありがとっ」