【FF8 SS】 スコール「正直リノアよりセルフィの方がいい」 DISC4 前編 - 018

112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/13(火) 23:00:21.13 ID:M+bmDUiko

スコール「で、こんなプチ情報どうでもいいから」

スコール「リノアの読んだ本ってどれ?」

アパンダ「あうう・・・だからこれ全部ですって・・・」

アパンダ「範囲が広すぎて・・・どんな本を探してるんすか?」

スコール「え〜っと、あんときは確か・・・」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



リノア「すっご!これ全部古代の本?」

エクスデス「貴様の時代にはない古の書物・・・興味があるなら読んでみるとよい」

リノア「ってこれ全部古代文字じゃんw読めるようになる魔法とかないの?」

エクスデス「・・・ほら」ペカー

リノア「おおっ!現代語訳にルビが・・・」

エクスデス「手間のかかる奴よの」ファファファ

リノア「さすがっすw」

リノア「何々・・・12の勇者と・・・暗黒魔導士・・・エヌ・オー・・・?」パラパラ

リノア「へえ・・・先生の他にも無を操ろうとした奴がいたんだぁ」パラパラ

リノア「ん?何これ・・・外界との・・・通信器具・・・?」

リノア「・・・・」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


スコール「・・・外界との通信器具?」

アパンダ「なんすかそれ。古代ロンカの技術本かな・・・」

スコール「そんな感じの本、ある?」

アパンダ「え〜っと、ちょっと待って下さいね」

アパンダ「ん〜・・・もしかして、これかな」ドサ


【とある科学者の日記】


スコール「ふむ・・・」パラパラ

アパンダ「パッと見古代技術の本っぽいっすけど」


【とある科学者の日記(1)】


次元の狭間。古代エヌオーが呼び覚まし無の力を封じるべく世界を分割した際にできた
世界と世界の隙間。当初は時空間的なひずみと思われていたが、最近になってある仮説が浮かび上がった


スコール「ある仮説・・・」

アパンダ「ちょっと気になるかも」


それは偶発的に発生した空間ではなく、意図された空間ではないか?との疑惑が頭をよぎった
偶然の産物であるならば、必要であるはずもない要員がいくつもあるからだ
この疑惑を解消すべく、次元の狭間内部に趣き、研究調査を開始する
その経過をこのレポートに書き記す



113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/13(火) 23:02:18.88 ID:M+bmDUiko

スコール「研究してたんだってよ」

アパンダ「へぇー」


【とある科学者の日記(2)】

次元の狭間内部へ潜入成功。そこはモンスターの巣窟であり、研究員だけではいささか危険な場所であった
ボディーガードを用意しておいてよかった。その分予算はかかってしまったが


【とある科学者の日記(3)】

ここは万物の法則が通用せず、北が南に 東が西に 高所が低い位置に 外が内に
なにもかもがめちゃくちゃだ。まるで雑な人間が作ったツギハギのぬいぐるみのようだ
ここは我々の知る世界とは違う、この空間独自の法則があるようだ


【とある科学者の日記(4)】

なるほど、段々わかってきた。空間と空間には各階層があり、それぞれの領域があるようだ
一歩超えると全く異なる光景が広がるのはそのせいか。なるほど、案外どうして慣れる物だ


スコール「まさにさっきまでの俺だわ」

アパンダ「ここへきた奴はみんなそう言うんすよ」


【とある科学者の日記(5)】

一つ分かったことがある。この各階層はかつて無に飲まれた世界の一部・・・
その証拠に人里があった。時が止まっているようだ
無に飲まれた瞬間から今まで、そしてこれからも、ずっとこのままなのであろう
さらに奥には明らかに人工物らしき建築物があった。少々時代は古いが、明らかにそれは「城」だ


スコール「あーそうだ。俺この村にいかなきゃいけないんだった」

アパンダ「後で案内するっす」


【とある科学者の日記(6)】

この城を次元の狭間の城という事で、次元城と名付けよう
名をつける事でどことなく壮大さが増した気がする。城主はさしずめ次元に住まう次元王とでも言うべきか


【とある科学者の日記(7)】

いよいよこの時がきた。私の理論を決定づけるこの場面が
今迄のは無がかつて飲みこんだ世界の一部。しかしここから先は・・・
まさに本物の「次元の狭間」であろう。ここまで随分と時を費やした
生きて帰れるかもわからない、しかし私は先へ進む。それは私が学者であるからだ


スコール「・・・・あれ」ペラ

アパンダ「続きがないっすね」

スコール「いやいやいや!めっちゃ気になる所だろ!」

アパンダ「破れてる・・・うっわ〜!もったいな!」

スコール「お前館長だろ!?本の管理ぐらいちゃんとしとけゴルァ!」

アパンダ「館長て・・・でも、あれ〜。破くどころかめったに読む奴いないんすけど」

スコール「うそつけ!見ろ!なんかネバネバしたもんついてっぞ!」ベチャ

アパンダ「・・・黒ジャンさん。それ」


(ティッシュティッシュ・・・これでいいや)チーン



114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/13(火) 23:04:50.38 ID:M+bmDUiko

スコール「・・・・」

アパンダ「あんたぁ・・・」

スコール「めっちゃごめん。ハイパーごめん」

アパンダ「もう・・・ほら、一応後ろの方はまだ残ってますから」

スコール「単行本一気に飛ばした見たいな感覚に陥りそう」ペラ


【とある科学者の日記(40)】

やはり私の仮説は正しかった!この次元の狭間は偶発的な空間ではなく、必然性を持った空間であった
何もない空間・・・にもかかわらず、情報を含んだ有機物と無機物の数々
それら情報体が形となり、まるで大地の用な足場になっている
あの星々のようなきらめく光も・・・おそらく・・・


アパンダ「ほら〜〜〜!めっちゃ飛んだじゃないっすか!」

スコール「いいんだよ大体わかるから!次行くぞ!」


【とある科学者の日記(41)】

ここの物質には一つの共通点がある。それは、物質の一つ一つがなんらかの情報を持っていると言う事だ
残念ながら解析は今の時点ではできない。しかし明らかになんらかの規則性がある
言葉に文法があるように、人に意思があるように
これらを解析すればきっと私の理論は証明されるはずだ!


【とある科学者の日記(42)】

意思のある情報の集まり、それがこの次元の狭間の正体のようだ
その中心にあるのが『無』とは、なんたる皮肉か。全てはやがて無に返るとでも言いたいのか
それはさておき今日も解析作業を再開する。まずはこの情報群がどこから沸いてくるのか知らねば・・・


スコール「やっべえ・・・さっぱりわかんねえ」

アパンダ「ひらがな変換しましょうか?」

スコール「そういう意味じゃねえよ」


【とある科学者の日記(43)】

何という事だ・・・そんなバカな。いや、こんな事が・・・
信じられないが、この情報群は確かに意志を持っている。それもそのはず。
これらは実際に「生きているのだから」
生き物と言うにはあまりにも・・・しかしそう考えると確かに合点が行く
あの特有の規則性は「言語」の法則・・・文法、口語、俗称、その他もろもろの言語法則・・・
いやしかし、言葉だけが生きているなど・・・だとすれば、ここは・・・


【とある科学者の日記(44)】

命を持った「言葉」がここには集められている。すなわちここは「言葉の墓場」
そして最終的に達するのは『無』。なにがなにやらさっぱりわからない
我々と同レベルの言語水準を持った生命体。だとすれば、すなわちそれは・・・


【とある科学者の日記(45)】

あの後、しばらく悩み続けたがようやく結論がでた。いや、結論と言うより決心と言うべきか
やはりあの言葉は「生命体」なのだ。しかし我らの世界には決して干渉せず、自分達の世界から出ようとしない
それは我々がその「言語の世界」に行けないのと同異議では?
我々は便宜上次元の狭間を「中」我々の世界を「外」と呼んでいる。しかしこれは改めなければならない
何故なら「外」はもう一つあったからだ。何かいい名前を付けようとしたが、ダメだ。思いつかない
ひねりがなく申し訳ないが、私はこう呼ぶことにする。「外界」と



115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/13(火) 23:06:20.32 ID:M+bmDUiko

スコール「!!」

アパンダ「でましたね。例のワード」

スコール「どどどどゆこと!?」

アパンダ「だから、外界がありますよ〜って」

スコール「それお前知ってたの?」

アパンダ「いや・・・ていうか学者じゃないんでどうでもいいです」

スコール「俺も今すぐ投げ捨ててやりたいが、リノアが読んだとなると話は別だ」

アパンダ「投げちゃだめっすよ・・・」

スコール「次だ次!」ペラ


【とある科学者の日記(46)】

科学者という物は欲深き生き物で、新たな発見をするとまた新たな試みをしたくなる
そう・・・この「外界の住人」とコンタクトを取れない物かと
法則性はある程度つかめた。かなり難解だが・・・おそらくこちらからアクションが取れるかもしれない
おそらく史上初であろう、外界の存在とそのコンタクトに成功
この成果を持ち帰れば、私の功績は未来永劫残るであろう!


【とある科学者の日記(47)】

外界との接触のカギはやはりここ、次元の狭間であろう
ここでなければ外界の存在など空想する程も達しなかったのだから
きっとここは外界に繋がっている。痕跡を辿れば・・・いつかは・・・


スコール「・・・・」ペラペラ

アパンダ「次からは・・・同じ事ばっか書いてますね」

アパンダ「今日も失敗したとか、今日もダメだったとか」

アパンダ「成功するとこまで飛ばしましょうよ」

スコール「めっちゃ後ろになるな・・・」パラララララ


【とある科学者の日記(802)】

もう少し、もう少しなんだ。こちらからの接触に向こうは気づいているはずだ
しかし、言語が読み取れない・・・くそぉ、これさえわかれば・・・


【とある科学者の日記(803)】

またダメだった。こちらの投げかけに確実にレスポンスは来るようになった
しかしどうしても言語解読がわからない。向こうの反応が大きすぎるんだ
何万何億という言語羅列が一挙にくる。これじゃあわかるはずがない
これは人の手では無理だ。しかし飽きらめるわけにはいかない
そうだ・・・滝の洞窟にかつての先人が作った大容量兵器があったはず・・・
イチかバチか、あれに賭けてみようと思う


【とある科学者の日記(804)】

やった!ついに解読の糸口が見えた!この兵器のおかげだ!
かつてエヌオーと戦う為に作られたと聞いたが、本当にすごい兵器だ
膨大な戦闘プログラムを余すことなく詰め込んでいるにもかかわらず、さらにまだ余裕がある
本当にすごい・・・よくぞここまで完成させたものだ
ともあれ、こいつのおかげでなんとかなりそうだ!


スコール「オメガウェポン・・・?」

アパンダ「うげ、あいつこんな前からいたんだ」






116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/13(火) 23:10:07.44 ID:M+bmDUiko

【とある科学者の日記(805)】

この膨大な情報量を全てオメガに取りこみ、こちらで作った変換プログラムで解析する
解析した情報をオメガの人工プログラムを解して発音させる。これで作業はかなり進んだ・・・のはいいのだが
このところオメガの口が妙に悪い。やたら「死ね」を連呼してくる
全く・・・本当に死んだらどうするのだ。これは私のプログラムが優秀なせいか?
複雑な気分だ



【とある科学者の日記(806)】

作業が進めば進むほど、オメガの性格が悪くなって言ってる気がする
やれゲームさせろだのやれ働きたくないだの。困ったな・・・
せっかくだ。外界の連中に聞いてみよう


【とある科学者の日記(807)】

しかし本当に不思議な言語体系だ。複雑な文字列と同時に同じ単語が無数に連なり
挙句の果てに図柄にも見える物まで・・・かなり高度な文明のようだ
オメガの相談をしたら、なんと文字で作ったオメガの絵を送ってきた。いや、これはこれですごいが
私が知りたいのはそんな事ではないのだ


【とある科学者の日記(808)】

解析は進み、ついには簡単なコミュニケーションが取れるまでに至った
オメガの件を相談したらオメガの変換プログラムだけを取りだしてを小型化すればいいとの助言を貰った
なるほど、そうすればもうこいつのワガママに振り回される事もない
後で暴れられても困るので、外界から貰ったゲームプログラムをありったけ乗せて洞窟に帰した
そのまま永遠にゲームしててくれ


【とある科学者の日記(809)】

オメガを参考に作った、外界との通信器具。簡単な受け答えしかできないがそれでも十分な進歩と言えるだろう
あいかわらず外界の連中は何を言ってるのかわかりづらいが、なんとなく勘でわかるようになってきた
慣れとは恐ろしい


【とある科学者の日記(810)】

解析精度が日に日に増していき、ついに日常会話にまで達するレベルまできた
「こんにちは」「はじめまして」「ありがとう」うむ、完璧だ
近頃私が来ると外界の連中はよろこんで迎え入れてくれる。
むしろまだかまだかと首を長くして、私を待っているようだ。うれしい・・・彼らもついに心を開いてくれたか


【とある科学者の日記(820)】

ある程度のコミュニケーションが取れるようになったので、こちらから積極的に質問をしてみる事にした
「君達は何者だ」「外界とはどのような場所なのだ」「言語そのものが体なのか?」「二次元生命体なのか?」
しまった・・・質問がよくわかってないようだ。科学者の悪い癖だ。どうしても難しい言葉を使ってしまうのだ


スコール「えれーSFチックだな」

アパンダ「外界・・・そんなの聞いたことないな」

スコール「何か知らんけど仲良くやってるようだな」

アパンダ「つまんないっす。飛ばしましょ」


【とある科学者の日記(1049)】

最近外界からのレスポンスが妙にはやい。というより量が・・・
これら一つ一つに答えるのは大変だな・・・


【とある科学者の日記(1063)】

彼らの期待に応えるべく、通信器具の改良を施す。かなりでかくなってしまった
相変わらず私が来ると彼らの反応はすざましい。受け入れてくれたとみてよさそうだ







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